広告代理店での経験を糧に
――これまでのご経歴について教えてください。
大学を卒業してから広告代理店に入りました。そこでは約10年間、営業や企画に携わり、さまざまな業種のクライアントと仕事をしました。その経験を通じて、広告の枠を超えてもっとお客様のビジネスに近い立場で関わりたいと考えるようになりました。
――独立を決意されたのはどのような理由からですか。
代理店の仕事は大きな案件を担当できてやりがいもありましたが、組織の中では制約も多く、自由に動けないことがありました。もっと柔軟に、それぞれのクライアントに合わせた提案をしていきたいと考え、独立を決めました。
デジタルマーケティングや伴走型の支援を通じて、クライアントのファンを増やす施策を
――独立してからの最初の頃は、どのような仕事をされていたのでしょうか。
最初は知り合いからの紹介が中心で、小規模なお店やスタートアップ企業のサポートが多かったです。広告だけでなく、集客やブランディング、時には人材育成の相談までいただきました。小さなことでも「役に立った」と喜んでもらえるのが励みになりました。
――現在の仕事で特に力を入れていることは何ですか。
一つはデジタルマーケティングです。特にSNSやウェブ広告は、以前よりも重要性が増しています。もう一つはクライアントとの伴走型の支援ですね。単に広告を出すのではなく、どういうメッセージを伝えるのか、どうやってファンを増やしていくのか、一緒に考えていくことを大切にしています。
地域や社会全体にもプラス効果を与える仕事
――お仕事をしていて一番のやりがいは何でしょうか。
やはり成果が見えたときです。売上が伸びたり、新しいお客様が増えたりと、具体的な数字で成果を実感できるのは大きな喜びです。代理店時代は会社の一員としての達成感でしたが、今は自分の提案が直接結果につながるので、責任もやりがいも格段に大きいですね。
――今後の目標について教えてください。
クライアントの業績を伸ばすのはもちろんですが、そこで働く人たちのモチベーションを高めるような支援もしていきたいと思っています。最終的には、地域や社会全体にプラスの影響を与えられるような仕事をしたいですね。