スタッフの力を最大限に発揮できる環境を作りたい
――今、社長はお店をされてどのくらいになりますか?
6年ちょっとですね。
――すごいですね。スピード感がある印象ですが、ご自身ではどうですか?
自分では普通だと思ってますね。
――今後の展開についてはどう考えていますか?
今のところ店舗展開は考えていなくて、一店舗の最大化を目指しています。スタッフの力を最大限に発揮できる環境を作りたいですね。
――スタッフさんは現在何名くらいですか?
現在は7名ですが最大で8名が同時に入れるようにしています。
――コミュニケーション面についてはどうですか?
僕が施術に入ってしまうと他店舗にはなかなか行けなくて、意思疎通が難しい時もあります。顔を合わせて話すことでお互いの考えが伝わりやすいので、できるだけ皆で楽しくやれる環境を作りたいですね。
――雰囲気は良いと伺いましたが?
そうですね。仲が良いのはありがたいことです。楽しく働ける環境じゃないと続かないと思っているので、その点は大事にしています。
感謝してくださることが一番大事
――こちらのお仕事に就くきっかけは?
最初はスポーツトレーナーになりたかったんです。高校時代サッカーをしていた中でかなりケガをすることが多く、その時トレーナーさんに色々治療してもらったりサポートをしてもらっていて。
そこからスポーツ選手やスポーツに関わる仕事につければいいなというぼんやりしたところから始まりました。
資格を取ってからはトレーナー活動をしたくて、鍼灸接骨院の先生にお世話になりました。高校のサッカー部や大学の部活動に同行して、テーピングや治療、鍼治療などもさせてもらいました。ただ、鍼灸の資格だけでは見られない分野があるんです。骨折や脱臼などは柔道整復師の資格が必要なので、もう少し幅広く対応できるように柔道整復師の資格を取りました。
――整形外科でも経験されたのですか?
はい。整形外科で外傷の患者さんを多く見ながら、骨折や脱臼の処置などを現場で勉強させていただきました。柔道整復師の資格を取り終えたタイミングで、今度は整骨院の経営についても学びたいと思い、神奈川の整骨院で働かせていただきました。長男が小学校に上がるタイミングで群馬に戻り、独立しました。
――人を雇うのはもういいや、と思ったのはどうしてですか?
神奈川で働いていた時に、施術よりも人材育成やマネジメントを中心に任されるようになりました。ただ、スタッフの入れ替わりや意思疎通の難しさもあって、一人でやった方がいいと思うようになったんです。元々独立したい気持ちはあったので、タイミング的にも群馬で開業することを決めました。
――ご家族や周囲の方の反応はいかがでしたか?
家族や親戚は「無理だ」と反対でした。群馬でやってもうまくいかない、と。でも当時の社長さんやコンサルの方だけが「君なら絶対成功する」と背中を押してくれて、その言葉が大きなきっかけになりました。
――開業当初はどのようなことを?
最初は治療中心でしたが、患者さんから「産後の体型を戻したい」「体重を減らしたい」という声が多くありました。治療や骨盤矯正だけでは対応できない部分もあったので、エステの機械を導入しました。ちょうど隣の部屋が空いたので借りて移転し、そこから店舗を拡張していきました。
――関さんは計画的に進めてきた印象があります。
いえいえ、全然そんなことはなくて、その場その場で必要だと思ったことをやってきただけです。
――人から慕われる理由はどこにあると思いますか?
自分では実感がないんですが、良かったと思うことは人に伝えるようにしています。役に立つと思ったらシェアして、やるかやらないかはその人に任せる。そういうスタンスですね。
――関さんが許せないことはありますか?
あまり感情的になることはないんですが、嘘をつく人とは関わりたくないです。時間は有限なので、一緒に過ごしたいと思える人とだけ関わりたいですね。
――一番楽しい時間は?
家族と過ごす時間ですね。奥さんにもよく聞かれますが、やっぱり家族と一緒にいる時が一番リラックスできます。ただ、感情を表に出すのは得意じゃないので、楽しそうに見えないと言われますけど(笑)。
――NCを今後どうしていきたいですか?
スタッフに給料を払うには売上が必要ですが、私たちの仕事は「ありがとう」の数が売上につながると思っています。来てくださった方が満足し、感謝してくださることが一番大事。そこを積み重ねていきたいです。
スタッフインタビュー
横堀麻衣さん
――NCを友達に勧めるとしたら、どう伝えますか?
最新の機械を使ったエステで、深い脂肪と表面の脂肪、両方にアプローチできるんです。最後はリンパに流していく施術なので、しっかり効果が出やすいです。10回コースを受けられたあとも、月1~2回メンテナンスで通われる方が多いですよ。
――担当は固定されているんですか?
基本的には誰が担当しても大丈夫なんですが、やっぱり同じスタッフに入ってほしいという方が多いです。固定で安心していただけるのも良いと思います。
――入社のきっかけは?
院長と知り合いだったことがきっかけです。最初はお手伝いのような形で入りましたが、今ではしっかりと施術に携わっています。
――院長はどんな方ですか?
見た目は少し怖そうに見えるんですが、実際は優しくて、怒ったところを見たことがないです。スタッフをしっかり見守ってくれる方です。
――ご自身で親戚や友達にNCを勧めるとしたら?
親身になって相談に乗ってくれますし、押し売り感もまったくありません。施術を受けて「スタイルが変わった」「ここが引き締まった」と褒めてもらえるのがすごく嬉しいです。
――仕事のやりがいは?
やっぱり喜んでいただけることですね。辛いこともありますが、お客様に「ありがとう」と言ってもらえると、本当にやってよかったなと思えます。
――辛いと感じることはどんなときですか?
責任の重さですね。自分が担当したお客様の結果を出したい、喜んでほしいという思いがプレッシャーになることもあります。でも、きちんと守っていただければ必ず成果につながるメニューです。
スタッフインタビュー
阿部春華さん
――NCさんに入られてどのくらいですか?
1年ほどになります。今は主にダイエットで来られる方への施術と、受付も担当しています。
――1日だいたい何人くらい施術されるんですか?
10人くらいですかね。
――やりがいや楽しいと思うことはありますか?
患者さんと話していて「ここが瘦せてきた」なんて言われると「ああ、よかった」と思います
アドバイスしたことを実践していただいてよかったと言われることも嬉しいです。
――この業界にきたきっかけは?
もともとは「託児スタッフをやってみない?」と声をかけられて始めたんです。楽しくて、そのまま働くようになりました。今もお子さんをスタッフが預かりながら、施術を行っています。
――もともとは何のお仕事をされていたんですか?
今学生です。高校生の時にこちらに通っていました。
――実際に1年やってみていかがですか?
楽しいです。患者さんとの距離も近いので、気軽に話していただけますし、質問されることも多くて、やりがいを感じます。
スタッフインタビュー
豊吉桂慧さん
――鍼灸を始めたきっかけは?
高校生のときに怪我をして1年くらい部活をできなかったんです。そのときにトレーナーや鍼灸の先生にお世話になって、人の役に立てる喜びを知りました。そこから鍼灸を目指しました。
――最初はどんな活動を?
最初はその先生のもとでトレーナー活動に参加して、学校に同行してサポートしていました。
――NCに入ったきっかけは?
独立したい思いもあり、鍼灸だけじゃなくエステや色んな角度から学べる環境だと思ったからです。お話を伺ったときの雰囲気も良くて、ここで働きたいと思いました。
――入社してどのくらいですか?
今で8ヶ月くらいですね。
――社長の印象は?
いい意味で適当というか(笑)、良いバランス感覚を持っていると思います。
――とよしさん自身は人との関わりが得意そうですね?
昔は人見知りで、人を白黒で決めつけるタイプでした。でも社会人1年目でうまくいかなくて、自分の考えを変えないとと思ったんです。相手を理解しようとすることで関係性も良くなって、自然とコミュニケーションが取れるようになりました。
――今はおいくつですか?
28歳です。
――今のお仕事は楽しいですか?
はい、楽しいです。いろんな人と出会えますし、エステ・ダイエット・食事など多方面からケアができるのが面白いですね。
――職場の雰囲気についてはどうですか?
雰囲気はとてもいいです。私は北海道から来たんですけど、変わらず自分のペースで働けていますし、それを受け入れてくれる環境があります。楽しく働ける職場だと思っています。